わたしの 3.11

当日から1週間は確かに大変でした。

職場が停電していたり、断水したり、ガソリンが買えなかったり…。


1カ所土砂崩れがあって、その映像がずっとテレビに流れて…。

でも、我が家は家具も倒れなかったし、停電もなかった。


だから、そのあとはほとんど生活に影響はないように感じていました。

直接的には、地震の被害はほとんど無かった。


でも、しばらくは地元の農産物が食べられなくなった。

1年くらいは、屋外での活動が自由にできなかった。

自然の山菜やきのこが今も流通していない。

(栽培ものは大丈夫ですけど)


生産者ではないので、直接被害を受けてはいませんが…。

自家栽培したと思われるものを、人にあげるとき、

「これは、大丈夫だろうか」

と迷ってやめたことが何度あったか…。


特に小さい子どもには…。

同居していないので、あまり心配は無いとは言え…。


この見解の差で、関係が悪化した家族は沢山いるだろうなと…。



一昨年我が家ようやく除染の順番が来ました。

ガーデニングをしていましたが、

庭の土ははぎ取られ、木の枝は切られ…。

植えてあった宿根草類は、一部の指定したものを除いて全て無くなってしまいました。

5年もあまり手をつけられなかったので、

前のような庭への愛着心は持てなくなってしまっています。



これを全世帯に行って、

農産物や避難者の保証をして、

このお金はどこから来るのでしょう…。

気の遠くなる金額…。


それでも、他の原発を再稼働するって…。

原発はそんなに儲かるのでしょうか…。


最初の年は確かに電力不足でしたが…。

現在足りないとは思えない…。

火力発電の施設が老朽化しているのなら、他の施設を建てればいい。


多くの人が反対している中…。

誰のための再稼働なのでしょう…。


難しい事はわかりませんが…。

原発事故の影響はボディーブローのように効いてきています。

全ての住民がそう感じているわけでは無いのはわかっています。

※これは、あくまで私の見解です。


直接の被害がないので、

「がんばろう ふくしま」

のスローガンも、何を頑張っていいのかわからず…。

避難している方からしたら、何を言ってるんだと思われるでしょうが…。

何もないのに、福島ということで同じに思われるのも申し訳なく感じます。


一緒に Around The World

55歳になって、突然世界旅行を思い立ちました。 現在3年計画で準備中。無事に旅立てるでしょうか…。(^^;) 私的な覚え書きのようなブログです。

0コメント

  • 1000 / 1000