2018.4.23
天気はいまいち、午後から雨の予報、
やめとけばいいと思うのですが、止まらない私は、
前日のトレーニングで見たこの山、関山(標高618メートル)に行くことにします。
白河市民なら、遠足などでおなじみの山。
二枚橋登山口から登ります。(上り口に数台分の駐車場がありました)
参道は四駆の軽トラなら通れる道が頂上まで続いています。
でも、トレーニングなので、険しいと書いてあった烏天狗の道を登ることに…。
道を折れるとすぐに「滝不動尊」という祠があります。
手をあわせて
尾根につくまでは急な上りが続きます。
登山道は荒れていて、そこかしこに倒木が…。
この時期はあまり人が通っていないようです。
10メートルごとくらいに立ち止まって息を整えて…。
はあはあ…。
途中で何度も嫌になりながらも引き返す事もできず(降りる方が大変そうです)やっとの思いで尾根にたどり着きました。
やったー、ここからは少し楽かな…。
と思ったのですが、やせた尾根の上り下りで、下りは勢いあまって落ちそうな感じで緊張の連続です。
ちゃんとトレッキングシューズ履いてきて良かったよ。
尾根に出てからぐるっと回り込むようになっていて、歩いても歩いてもつかない…。
泣きそうになったころようやく到着。
おもてに回るとこんな感じできちんと整備されています。
中をのぞくと、大好きな力士象が
力士・明王大好きです。
周りには、石仏や祠が点在しています。
山吹や桜が満開。
見晴らしいいんですが、雨はまだ降ってませんがあいにくの天気です。
境内に立派な銅製の記念塔や鐘があります。
古いものだけど、お寺さんの鐘は第2次世界大戦のときにみんな供出させられたって聞いていたのでちょっと意外です。
銅はよかったのかな?
国指定の重要美術品だからかな?
下りは参道を降りることに。
車が通れる道だから少しは楽と思ったけど、コンクリートの上に砂利や砂が上がっていて滑るのなんのって…。
千寿観音と思われる石仏発見。
お地蔵さまがあったり。
観音様があって、周りの小さいのは個人で建てられるようです。
でも、私が気になったのは、そのわきの昔からの祠…。
大好きなこんな感じのやつが…
道のわきの奥のほうに…
駆け寄ってみると…
仏様ですが、とっても人間臭いお顔をされております。
このクオリティが…。
この大木はご神木でしょうか、幹がすっかり朽ちて空洞に…。
とにかく砂利で滑るので、すっころばないようにお腹に力を入れてずんずん下ります。
途中、道に多量のためぐそが…
道の脇ではなく道路上にあったし、量が半端なかったので人ではないでしょう。
狸がいるのでしょうか。
写真撮ろうか結構迷ったのですが、「うんち」だしねぇ…。
気にしつつ先を急ぎます。
半分くらい降りたあたりに
柱や土台は古そうですが、屋根や仏像は新品…。
「大日如来様の恵みであると観音様が申しております」
とありますが、愛染明王か権現様に見える。
(権現は仏の化身らしいので間違ってはいないのかな?)
ちょっとなめてみましたが、柔らかな感じのお水でした。
よれよれになりながらようやく駐車場まで戻ってきました。
車で少し行くと右手に行きから気になっていた鳥居と長い階段があって、こんな由緒ありそうな狛犬まで…。
すご~く疲れていたんですが…、
気になるし、
トレーニングだし…。
「ヘイ、カモン」って言われているみたい。
いやーいくか
参道の階段、そばまで行くととっても狭くて幅30センチくらいしかないうえに、踏みしろが10センチくらいしかありません。
登りではわからなかったのですが、この踏みしろ10センチがどういうことか下りで身に染みることになります。
鳥居の下には小さな狛犬や
牛に乗った恵比寿・大黒…
しばらく誰も訪れていないようで、落ち葉にうずもれた石段…。
倒木を乗り越えて進みます。
中は空っぽでしたが、稲荷神社と書いた額があったのでお稲荷さんのようです。
この後ろに
これがもともとの祠なのでしょう。
何があるか確認できたので戻ることに…。
ひえ~
石段狭すぎて足を横にしてもはみ出すし、落ち葉でだんだんが見えない!!
短い距離ですが、時間をかけて戻ります。
ようやく戻って、林の入り口まで行くと、そこにも立派な狛犬が…。
でもどこにもお社のようなものは見えません。
あたりにあるのはこの祠だけですが…。
この狛犬は一体…。
本日はこれまで、途中で大好きなおそばを食べて帰りました。
学生の頃登った時は、もう少し楽だったんですが…。
体力の衰え実感した1日でした。
はたから見たら、
「あのおばちゃん何してるの」
って思われそうだけど…。
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